迷路を抜ける
話を聴いてもらいたかった
わたしをまっすぐに見て
ほしかった
どう生きていったらいいのか
教えてほしかった
どう生きていったらいいか
背中を見せてほしかった…
だって
いくつになっても
しょうもない
わたしがいるよ？
話したいこといっぱい
あったのに
心の内に押し込めちゃったら
迷路みたいになっちゃったよ？
あなたは
いつも遠くを見ていたから
わたしはあなたが
わたしのことをみるまで
待っていたから
それを見届けたかったから
わたしは我を忘れて
夢中になる子ども時代を
楽しい毎日を
どこかへ置き忘れちゃったよ？
安心して自分で
いられなくなっちゃったよ？
話を存分聴いてもらうことの
大切さ。
たったそれだけのことなのに
充分にやってもらった大人は
どれだけいるのだろう？
聴いてもらいたかった
育ててもらいたかった
時間がどれだけ経っても
何万キロも離れた土地に
住んでも
例え取り巻く登場人物が
総入れ替えになっても
それに気づいて欲しくて
再現ドラマを繰り返す
終わらないのだろうか。。
そんなことはない
大丈夫
必ず紐解かれる
このブログを目にしている
のは偶然ではない
数あるブログの中で
ひっそりとあなたに向けて
書かれたこのブログを
目にしているのは
もう迷路の出口に
近づいているということだ
あなたの中の
置き去りにされた子どもの
存在に気づいたということだ
だから大丈夫
